平成15年(2003年)12月議会一般質問 大船のまちづくり
Q 岡田かずのり
私が12月の議会で最後ということで、大トリ中の大トリかなと、こんなふうに思います。きれいに自分ではまとめたいと、こんなふうに考えておりますので、皆様の御協力をいただければと、こんなふうに思っています。
それでは、発言通告書に従って大船のまちづくりについて順次質問してまいります。 さて、9月議会でも同様の論題で質問してまいりました。そのときに突っ込みが足りなかったところや、新たに事業が進展しているところもある関係から質問することにしました。しかし、先に同僚議員が質問していたところについては、なるべく角度を変えて質間していきたいというふうに考えておりますが、同様な質問もございます。その点については御容赦をいただければと考えます。今現在、ナスステンレスの売却敷地の一画にレックスガーデン鎌倉岡本という124戸のマンション、地上12階建てが建設中でございます。工業地域に建つマンションで、自転車置き場が169台、駐車場が126台、バ イクが11台というようなマンションでございます。さらに鎌倉市の青少年会館付近や玉縄児童公園付近でもマンションが続々と建ち上げられたり、敷地の整理が行われたりしています。ここに付近のところは、ゴルフ練習場があったんですが、そのゴルフ練習場も今は更地になっております。ここも多分マンションかなというふうに私は思ったりもしております。大きな敷地ですから、整地後はマンションが建ち上がるんではないかと、こんなふうに考えます。さらに、ナスステンレスが敷地の大半を売却した跡地、約4ヘクタールといえば、昌運工作所跡地に建ち上がるホームセンターコーナン鎌倉店より1割ほど小さ目ですが、それでも広大な敷地に、うわさでは450戸のマンションが建ち上がるというふうに言われております。
レックスガーデンや、それ以外の売却済みの4ヘクタールのところへできるマンション、そして児童公園付近にできるマンションなど、これは9月議会でも私、ここで質問いたしましたが、ざっと含めて700から800戸ぐらいのマンションが建ち上がる、こういうふうに考えております。その数というのは、いわばビッグオレンジの約半数程度のマンションが、これが分散して大船の西地域に建ち上がるということになります約2,000人規模の住民増加となります。高台のマンションではないので、通勤はほとんど多分自転車が主に使われると、こんなふうに予想されます。今でも大船駅西口駅前の駐輪場は満杯で、3年ほど待機者がいる状況です。しかも放置自転車やバイクが西口の有料駐輪場のそばの狭い路上に放置してあり、車の渋滞の原因の一つになり、歩行者が危険な状況にあります。
きょう、私、朝見てきたんですけど、きょうのところは、自転車が2台ぐらいしかなかったですね。これは監視員さんが厳重にやられてるのかなと、こんなふうにきょうは思いました。問題は、現在進められている大船駅西口整備の短期的政策と絡む話です。まず、26の短期的施策の中には、放置自転車対策については、大船駅西口駅前整備推進計画短期的施策の中の、これも前回言ったんですが、短期的施策と、こういうふうになってるんですが、その中に短期もあれば中期もあれば長期もあるというようなものなんですが、その中、長期的な施策として入っています。しかし、この駐輪場対策については、私は法的・技術的な観点から見ても、この26の中の短期的施策の中では出てるんですが、現実的施策にはなり得ないと、こんなふうに私は思います。 そこで質問ですが、まず第1に、大船駅西口における放置自転車対策の現状をどう見ているのか、これが1点目です。2点目に、放置自転車対策に今まで道路整備課が取り組んできた関係から、短期的施策の中の中・長期的施策の内容についてどう考えているのか、お考えをお聞かせください。それから3点目に、今説明しましたように、差し迫る将来に放置自転車が今まで以上にあふれると考えられることから、放置自転車対策にどのように取り組む考えなのか、基本的な方向性と整備計画の年次についても具体的にお示し願いたいと考えますが、いかがでしょうか。まず、3点のお答えをお願いいたします。
それでは、順次お答えいたします。
大船の西口における放置自転車対策の現状ということでございますが、大船駅周辺整備事務所の立場から申し上げますと、放置自転車に係る駐輪場等の状況については、都市整備部と協議をしているところでございますけれども、非常に厳しい状況と認識しているところでございます。昨年度、大船駅西口駅前整備協議 会の検討では、西口の放置自転車対策は、解決すべき課題として解決方法が検討されまして、関連するものも含めまして四つの短期的方策が提案されておりまして、大船西口の解決すべき課題の一つであると認識しているところでございます。
それから、2番目の放置自転車対策について、中・長期的施策の内容についてはどのように考えるかということでございますが、放置自転車対策といたしましての駐輪場の増設等の方策につきましては、その可能性等について関係諸機関との協議・調整を行っているところでございます。放置自転車対策に関係するものも含めまして、大船駅西口駅前整備協議会からの提案されております短期的方策につきましては、実現可能なものから実施に向けて取り組む考え方で現在進めておるところでございます。
それから、3番目の放置自転車について基本的方向性と整備の計画年次についてということでございますが、大船駅の西口駅前整備協議会から提案されました26の方策については、今年度発足しました大船駅西口駅前整備推進会議へ、その取り組みの考え方について説明し、確認されているところでございます。この取り組み方につきましては、関係機関や地域住民とも広く説明し、この方法で現在方策の取り組みを進めているところでございます。今後とも、その進捗状況についても同様に説明をしながら協力を得ていきたいというふうに考えております。
なお、今後、おおむね3年以内ですべての方策について実施の可否も含めて見通しを明らかにする考え方を推進会議で確認しておりますが、新たな駐輪場設置の可能性の検討も含め、都市整備部とともに関係機関と調整を図りながら取り組んでおりまして、実現の可能性が確認できたものから順次実施してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
Q 岡田かずのり
今、3点ほど部長さんの方からお答え願いました。一言で言いまして、なかなか苦しいけども、いろんな関係機関、住民等々と話し合いをしながら、実現可能なものからやっていきたいと、こんなふうなお答えではなかったかと、こんなふうに思います。いつもいつも同じ答弁かなと、こんなふうに思ったりもしております。私はこの中で一つ、もう一つ大きなことを入れてるといいますか、質間したんですね。西口の短期的施策につきましては、これはもう過去にできて、今は推進会議ということでやられているというふうに思いますけども、私はその前の前段のところで、レックスガーデンもできますし、こうできますよと、大体2,000人ぐらい張りつくんじゃないかというような、そういうようなこともあるんで、もっときちっとやっていかないと、過去のことだけでやっていくと、またまた失敗するということにもなりかねませんので、そこら辺の全体の大船、玉縄全体の流れの中でどうするかということをきちっと考えていく必要があるだろうと、こんなふうに思います。
1点目の放置自転車対策の現状ですけども、平成13年6月から放置自転車監視員制度が導入されて、この導入されたときにはですね、一時は本当に随分減少したなと、こんなふうに思いました。また場所によってはですね、一時よりも減少してるなと、こんなふうにも思っております。しかし、曜日等々、そんな、例えば1週間内で見ますと、またふえたりというようなこともあります。また、場所によってはそんなに変わらないというようなところも見受けられるところもございます。西口だけに限って私言いますと、監視員制度ができた関係から、一時よりは減ってるなと、こんなふうに私は思っております。
さらにですね、緊急地域雇用創出事業も、これ放置自転車監視員制度ができ、そして、さらに緊急地域雇用創出事業ということで充実されたと、こんなふうに私も認識しておりますが、その制度も来年度で終了ともお聞きしております。この点と、先ほど申しました3点目の今後の増加する放置自転車対策についてどう考え、事業展開していくのか。さらに、2点目の26の短期的施策のうち、駐輪場の拡張図、これは私も手元にあって、9月議会のときも、たしかここで部長さんの方に見ていただいたりはしたんですが、これは夢なんですね、単なる。随分前に某議員さんが言われましたけども、夢想、幻想、荒唐無稽と、こういうものかなというふうに私は思っております。どう問題を解決していくのか、責任ある答弁をお願いしたいと、こんなふうに思います。
緊急地域雇用創出事業に係る質問もございますので、 所掌する都市整備部の方からおこたえさせていただきます。
議員さん御指摘のように、 緊急地域雇用創出事業につきましては、来年度で終了というような予定になっております。それで、自転車等の利用の増加が予想される中で、放置自転車対策の事業展開につきましては、これまでも答弁させていただいておりますけども、放置自転車等の抜本的な対策につきましては、駐輪場整備にまさるものはないと、これが本当にもう大事な対策だというふうに考えています。そういうところから、既設駐輪場の改築や、また新たな駐輪場整備を図ること、これに今、計画づくり等鋭意努力しているところで ございます。
2点目の話の中で、26の短期方策をどう解決していくのかという話でございますけれども、図面の中でもちょっとお示ししてございますけれども、柏尾川とJRに挟まれた既存の駐輪場の増設ということで、一応今、県の第三セクターだと思いますが、その辺都市整備部と一緒に協議をしているというところでございますので、最初から無理だという話ではなくて、可能性を含めた中で、できれば、増設が可能ならば、そういう形でやっていきたいというふうに今やっているところでございます。
Q 岡田かずのり
私も今、部長さんの言葉を信じたいんですが、二度ほど私もここで質問させ ていただいたんですが、これ、41ページですね、ごめんなさい、大船駅西口駅前整備協議会検討報告書というの、これ、いただいたんですが、41ページ目に絵が載ってるんですね。別にこれなんですけども、この中で、今反論するわけじゃございませんが、2階建てを3階建てにするとか、遊歩道の方に張り出そうというようなこと、あるいは川のところにもう少し張り出しということだと思うんですけども、これは私はそういうことはできないと、法的にもできないんだというふうなことを私、お聞きしたことがございますけども、これはまだあれですか、今、部長さん言われましたけども、もっと考える余地があるというようなことでとらえてよろしいんでしょうか。
A 金澤政弘 大船駅周辺整備事務所長
この前の通り、この図面につきましては、構造物そのものの拡大という形で協議しているところでございますけれども、この対面側にも計画の中では拡幅の部分、JRの方の拡幅の部分もいろいろ協議している中で、道路が拡幅になれば、その分のエリアも取れるいう話もございますので、そういういろんな面から、今、対応について検討・協議をしているところでございます。ですから、建物の増設だけで検討してるというところではなくて、いろんな面からやっているということでございます。
Q 岡田かずのり
そうすると、ここの報告書のところで建物について、これでは、報告書のところでは写真が出てて、こういうふうに書いてありましたんで、私もそうかなというふうに思ってたんです けども、それ以外も含めて部長さん考えていきたいということなので、これも時期があるわけですね。そこら辺もお考えになって、本当に早期にやっていただかないと、検討、検討、検討で終わっちゃうということにもなりかねませんので、そこら辺は本当に今までとは違った意気込みでスピーディーにやっていただかないと、本当に地元の方はどうなのかなというふうに思っておりますので、ぜひ、そこら辺はきっちり早目によろしくお願いしたいと,思います。
それから、冒頭にも触れましたように、大船西地域は人口増加地区として鎌倉市の人口減少の歯どめの地として機能してまいりました。今も現実的にマンションが建ち上がっている関係から、先ほども申しましたが、短期的施策として26の施策展開への着実な展開、こういうことがまた必要だろうと思います。それと、中期的施策の大船駅西口駅前整備計画の前進が図られなければならないと、こういうふうに思っておりますけども、中期計画では横浜との調整や、そう遠くない時期に鎌倉市としても決断するということですが、その後どうなっているのかお聞きしたいと考えます。
A 金澤政弘 大船駅周辺整備事務所長
以前にも御答弁申し上げておりますけれども、昨夏に鎌倉市と横浜市は西口の整備計画案の見直しを行うことを確認しまして、その後・見直しに必要な前提条件や作業項目につきまして調整を重ねてきたところでございます。しかし、両市の事情の違いや事業環境の変化を考えると、簡単に整理できないという問題も多い状況でございます。本年になりまして、鎌倉、横浜両市と神奈川県で見直しをいたしました西口整備計画案の上位計画ともいえます大船駅周辺地区都市まちづくり基本計画(案)でも、西口整備の基本的な考え方やフレームは継承されることが確認されていることから、こうしたことも踏まえまして、今やっておりますけども、さらに見直しについて調整を進めてまいりたいというふうに考えております。
Q 岡田かずのり
これも余り今までと大差ない御答弁かなと、こんなふうに思いました。で、大船駅西口整備計画は、石渡市長の玉縄地域における市長公約という点からいっても、短期的施策の実現はもちろんのこと、基本的な西口整備計画案の前進が図れなければ問題だと感じております。既に市長職も3年目に入ってきております。再来年は市長選もございますが、今のままでは市長の地域公約としての大船駅整備計画の前進は困難になってくると考えます。この点、どのように感じているのか、石渡市長に明快なる答弁をお願いします。
A 石渡徳一 市長
西口整備の必要性は、言うまでもなく、地域住民の共通の願いだというふうに認識をいたしております。横浜市とは引き続き良好な環境を保ちながら、地域住民の方が少しでも快適で安全に利用できる西口にしていきたいというふうに考えております。ただいま御指摘のございましたように、西口駅前整備協議会から出されております26の短期的方策、これの御提案については、私としても大変に重く受けとめておりまして、まず、実現可能なものから実施していきたいというふうに考えております。
Q 岡田かずのり
市長さんは、前とはなかなか答弁が前進してないと、こんなふうに私は思いますね。一つはですね、竹内さんが市長のとき、あそこのところ、一つはですね、新乗降口つくったんです ね、新しいところを。もう一つはエスカレーターをつくったんですね。これは要するに、いわば短期的施策ですよ、緊急避難的な措置。これを、そういうことではいけないということで中期計画といいますか、この前の改定の後期実施計画では外されてしまったんですが、その計画をやってたわけですよ。市長さんは、よし、私も頑張ろうと、一肌脱ぎましょうということで地域の人たちといろいろ懇談されてやられたかと、こういうふうに思うんですが、その姿勢が当初のときと今とは少しね、私は変わってきてるんではないかと、こんなふうに私は受けとめております。心は仮に変わってないとしても、事業展開の面で、どうしても後退しているということは否めません。そういう意味で、私は本当にこれは地域の人、困ってるわけですから、もう少しですね、ふんどしを締め直されて頑張ってやっていってもらいたいと 、こんなふうに強く要望しておきます。
次にまいります。9月議会でも質問させていただきましたが、ナスステンレスが自社の敷地4ヘクタールを売却したとのことですが、ここにはマンション計画があるとのうわさが絶えません。先ほども私は450戸ぐらいかなと、こんなふうなうわさも聞きました。これは行政、今の行政にとってですね、事実なのか。そして、もし仮に事実とすれば、どのようなマンションが何戸建ち、高さはどれほどのもので、いつごろから着工して、いつごろに完成するのか、大ざっぱで結構ですから、もしお答えできるようであれば教えていただければと、こういうふうに考えます。
A 石井 潔 企画部長
ナスステンレスの用地につきましては、ナスステンレスが事業縮小に伴いまして、御指摘のように、約4万平方メートルを2分割して 、それぞれ別の事業者に売却をいたしました。この2分割、JRの線路に沿って横に分割をしたという形であります。それで、売却後の利用計画でございますけども、JRの線路側に位置する方につきましては戸建て計画であります。それから、大船工 業技術高校側に位置します方につきましてはマンション計画が予定されております。いずれも1万平方メートルを超えているために、鎌倉市のまちづくり条例第26条に規定します重要開発事業の協議に該当しますことから、現在、事業者と協議を行っているところでございます。
Q 岡田かずのり
ありがとうございました。ただ、これもそういうふうな今計画で、私、少し聞いたところ、あれなんですが、前にレックスガーデンが建ってますんでね。これが12階建て、11階か12階 建てですね。その間に戸建てが建って、またマンションということになると、何となく、そのマンションって売れるのか、ごめんなさい、戸建て売れるのかなと、こんなふうにも考えますが、これはあれですか、まだラフな絵で、今後変わり得るということもあるわけでしょうか。
A 石井 潔 企画部長
戸建て住宅の方につきましては、戸建てといいますか、戸建て計画の方につきましては、まちづくり条例26条に規定します重要開発事業の協議を一応済ませまして、事業者の方には要請をしております。それから、マンション計画の方に つきましては、まだ、全く届け出がされたばかりで、内部的にもまだそれについては具体的な協議もこれからということでございますので、まだ、その辺はちょっとわかりません。
Q 岡田かずのり
わかりました。私は別に業者の立場じゃないわけですから、売れるか売れないか。ただ、ぱっと聞いたところですね、マンションとマンションの間の戸建てというのは売れるのかなと 思ったんですが、私のあれじゃないんで、ただ、26条で協議をしましたということなんで、それはそれとして、ありがとうございます。
それで、次にまいりますが、今言われましたマンションの隣の大船工業技術高校の跡地の利用について、これも先日、同僚議員が質間しておりましたけども、これも重複するかなと、こんなふうに思います。大変恐縮だと思いますけども、これも利用についてはですね、地元要望が上がっている関係から、鎌倉市としてどのように跡地利用するのか、考え方をお尋ねします。
A 石井 潔 企画部長
大船工業技術高校の跡地利用につきましては、現在、地元から要望書が市や県に提出されていることを踏まえまして協議を行っております。県といたしますと、現在の財政状況等から、できるだけ早い時期に用地を処分したい意向を持っておりまして、市といたしましては、処分に当たりましては、ぜひ、地元要望を踏まえて特段の配慮をしてほしい旨を要請をしているところでございます。一応地元からの要望がありますグラウンドの暫定利用につきましても、昨日もお答えいたしましたけども、現在、県や市のスポーツ団体とも協議を行っているところでございますけども、県の処分の時期との関係で、暫定活用できる期間が短期間となる可能性が極めて高いというようなことから、一方でグラウンドの整備費用や維持管理体制などを考えますと、グラウンドの暫定活用というのは大変難しいかなというふうに今思っているところでございます。
Q 岡田かずのり
これは地元の方からグラウンドということも要望してるけども、期間的にということで、なかなか難しいだろうというふうにこんなふうにお答えになったと思うんですが、もともと ですね、あそこにグラウンドというのは、部長さんももう御存じだとは思うんですが、今、武道館の前、あそこ、今、下水処理場ございますね。あそこは前、草野球できてたんですね。草野球ができてて、あそこにつくるということで、それともう一つは深沢のまちづくりやりましょうということで、鎌倉市の方がJRの土地を買っていくというような関係で、あそこでそのまま空き地を置いておくのはどうかということで、この同僚議員皆さんが、もう少し有効利用したらどうだというようなことで、今みたいな利用の仕方、片一方には、いわゆる暫定的なグラウンドがありますね。これも将来どうなるかわからない、つまり暫定とついてますからわからないんですが、私は、もしそこに何かほかに建物が建っとなると、グラウンドとしてはなくなると、そんな関係から、鎌倉市敷地が平たいところがほとんどありませんので、どうかというようなこともありまして、私も地元要望として、こういうのを上げてきたんですけども、その運動場といいますか、グラウンドといいますかね、そんなことは少しはなくなっていくんですけども、ほかのところでどうにかしようというような考え方みたいなのは今もあるのかどうか。もし、ここがつぶれた後ですね。
A 石井 潔 企画部長
今、ここがつぶれた、つぶれたといいますか、大船技高の跡地が使えなくなった場合の代替地ということでございますけども、今の時点で、特に、じゃあ、ここが予定されるというようなところにっいては、ちょっと私は把握しておりません。
Q 岡田かずのり
このグラウンドというのは、山崎の方たちも使うかなというようなこともございます。今後のこともございますので、大きな視野でですね、グラウンドのことも、ここで仮に、だめということになれば、これはもうどうしようもないということになるかもわかりません。それは地元との関連もございますけども、グラウンドの事情というのは大きいのがございますので、それはそれで全体の、鎌倉事全体の中でやはり考えていかなければいけないだろうと、こんなふうに私は思っておりますので、絶対ここだというふうには、私はここはいいだろうとは思いますが、絶対ここだとは申しませんけども、そこの点は今後、まちづくりの中できちっと頭の中に入れていていただければと、こんなふうに強く要望しておきます。
さらに、昌運工作所跡地にコーナン商事がホームセンターなどをっくると聞きました。これも重複するんですが、11月20日にコーナン商事が自主的に地元説明会を開いております。聞くところによれば、交通混雑が心配され、地元住民の声はかなりの難色があったと聞いております。これも私も3人ほど、参加された方にお聞きしました。私は視察で参加できなくて大変恐縮で申しわけなかったというような話をしながら、どうだったんですかというようなところお聞きしましたところ、かなり厳しい声が上がってましたよというようなことを、3人の方が3人とも同じように聞いてますんで、これはかなり結構厳しかったのかなと、こんなふうな感想を持ちました。
このホームセンターの入り口は3カ所で、幹線から1カ所、生活道路的色彩が濃いところから2カ所となっていて、幹線道路から平均して通常の2倍の混雑、これはそのときに会場で配布されました資料が、向こうのコーナン商事から配布された地元説明会の資料なんですけども、ここにですね、岡本の市営住宅のところから、今はもうなくなりましたけど、大船工業技術高校の方に行く通りなんですけども、そこがですね、通常現況1時間に94台ぐらいが、これが521台になる。そうすると、5倍ぐらいですね。休日だと98台が692台ですから、6倍ぐらい。これぐらいの交通混雑が予想される。こんなことがコーナンさんの方から出されております。また交通量、ほかのところを見ますと、これは植木公会堂のあっちの方なんですが、元の昌運工作所の正門の近くなんですが、これが現況が時間的にして771台が1,283台で、512台ぐらいふえる。2倍まではいきませんけども、かなりふえると。休日は、現況が689台、1時間にw)つき。ところが1時間に1,369台ぐらい走る。これが大体増加として680台、これが大体2倍ぐらいですね。そうすると、5倍から2倍の交通混雑になるのかなと、これも業者の方が資料として出されたんで、これが全くすべて正しいかどうかというのは私わかりませんけども、出された資料の数字から言ってるんですけども、そうしますと、鎌倉市としてですね、今言いました交通量2倍、5倍というようなところなんですが、このことに関して地元からいろいろと説明を受けた後に要望等多分来てるんではないかなと、こんなふうに考えたりはするんですが、何か来てますでしょうか。
A 石井 潔 企画部長
たしか、11月20日に事業者の方から、先ほどおっしゃった自主的、いわゆる任意の説明会を開いておりますけども、これは地元の自治会の役員さんと、それからごく近隣の方 たちが対象だということなんで、あくまでも任意だということもあります。その関係かもしれませんけども、具体的な内容について、私どもの方に地元の方から要望というものは特に来ておりません。ただ、出席されました役員さんの中から、事業者の説明が大変わかりにくいと、もう少しわかりやすく説明してほしいというような要望は私の方に寄せられましたので、その旨は事業者の方へ伝えまして、事業者、改めて、言ってこられた役員さんの方には御説明に上がったということは両方から聞いておりますけども、個々具体的なものについては、まだ上がってきておりません。
Q 岡田かずのり
大変恐縮なんですけど、そのll月20日の説明会には、これは法に基づかない、 コーナンさんが自主的に地域住民の方に、皆さんに御説明したというふうに私は受け取ってるんですが、そういう意味では好意でやられているというふうに考えておりますけども、この席上に市の方、職員さ人の方は参加されてというようなことはあるわけでしょうか。
A 石井 潔 企画部長
特に私どもの方の職員は参加をしておりません。
Q 岡田かずのり
今回終わったことですから、これはもう仕方ないんで、私もあれですが、今後ですね、また、法に基づいても説明会ございますでしょうし、そうじゃないときに、ひょっとしたら、また説明会あるのかもございませんけれども、そんなところに大変恐縮なんですけど、雰囲気がやはりわからないと、行政さんもなかなかというところもありますでしょうから、できましたら、そういうとこに参加していただいて、どんな雰囲気なのかなというぐらいのことは感じていっていただければ、大変事業を進める上においていいかなと、こんなふうに思いますが、そんなお考えはありますか。
A 石井 潔 企画部長
御要望として承っておきます。
Q 岡田かずのり
ぜひですね、そういうところにも参加していただいてやっていただければ、 もっと事業そのものがきちっと進んでいくんじゃないかな。というのはですね、今さっき申しましたように、事業者さんの説明がなかなか要領を得ないところがあったと、それでいろいろあったんで、きちっとということで、行政さんの方が中に入ってやられたんでしょうけども、これもお互いに行き違いがどうもあったんじゃないかなというような感じも私しておりますので、そこら辺はしっかりされた方がいいんじゃないかなというふうに思います。
次にまいります。この昌運工作所の敷地から周りを眺めますと、藤沢の村岡などにも隣接してございます。武田薬品の前の方にTSUTAYAというブックセンターがあるんですが、私も行ったりはするんですけども、若者がよく車で乗りつけているのを見ます。ホームセンターができ上がるのが来年の暮れというふうに私聞いておりますけども、交通渋滞対策など、今から考えに入れておかねばならないだろうというふうに考えます。生活道路が走っている関係から、交通事故の懸念などが考えられます。雨が降ったりすると、大船駅西口整備ができていない関係から、ただでさえ混雑する道路でございます。十分に調査の上、道路をどのように使用するのが一番いいのかなど、事前の調査も私は必要だと考えます。鎌倉市としては、事前に業者から出された交通調査、今、私申しましたけども、これだけで判断していくのかどうか、お尋ねしたいと思います。また、付近住民の声をどのように吸い上げてまちづくりに反映していくのか、お考えがあれば、ぜひ尋ねしたいのですが、いかがでしょうか。
A 石井 潔 企画部長
まず、前段の交通調査でございますけども、一般的に開発行為にかかわる周辺の交通調査に関しましては、やはり原因者負担といいますか、原因者であります事業者が実施するのが基本であるというふうに考えておりますので、そうしたことを含めまして、交通問題全般について十分な関係機関等との協議をするように要請をしておるところでございます。また、地元の声をどうするかということにつきましては、大変大きな店舗でございますので、いろいろな意味で周辺に与える影響も多いことだろうと思います。これから実際に地元協議、法に基づく協議等をやれば、いろいろな要望というのは出てくることだろうと思いますので、できるだけ住民の皆さんの要望をできる限り取り入れるようお願いを していきたいというふうに思っております。
Q 岡田かずのり
交通調査は事業者がやるのが本当だろうということなんですが、また、きちっと考えていきたいというようなことなんで、私も二の矢、三の矢というふうには申しませんけども、ただ ですね、やはり部長さんも、もうあそこのところは多分経験されて、私が説明するまでもなく、身をもってわかっておられるだろうと思いますので、ぜひですね、そこら辺は住民の立場、大体わかるかと思うんでね、皮膚感賞的に、そこら辺を大切にされまして、きちっとやってもらいたいなと、こんなふうに強く要望しておきす。
次にまいります、玉縄のホームセンターが建ちとがれば、このホームセンターの関運なんですが、児童・生徒の通学路とも壷なる関係から、交通安全対策として、今後どのようなことを考えていくのか、お考えがあればお聞かせください。
A 石井 潔 企画部長
周辺に小・中学校がございますので、重翼開発事業の協議要請方針の中でも、歩行者空聞の確保ということにつきまして、特段の要請を行っております。具体的には、県道側から鎌倉岡本ガーテンホームズの方へ入っていく道路でございますけれども、ガーデンホームズから途中までは歩道が整備されております。これを継続して県道までの間、確保するようにというようなことと、それから、県道から今度は逆に東側になりますか、玉縄中学校の方へと、あのところも歩道がございませんので、歩行者の安全空間確保の整備を図るような、そういう要請はしているところでございます。
Q 岡田かずのり
ぜひですね、あそこのところは中学生は玉中で、小学生は植木小学校に行っているかと思うんですね。そこら辺の動線も多分御存じだろうと思うんですけども、工事も含めてですね、 あるいはでき上がったところも含めて交通混雑というのはあるでしょうから、ぜひ、通学路のきちんとした確保というか、安全というか、ここら辺をお願いしたいと、こんなふうに強く要望しておきます 。
それから、このコーナン商事の鎌倉店、大規模小売店舗立地法に基づく建設と言いますけども、特に市民生活との関係でいいますと、先ほどもお聞きしましたが、交通間題が重要ですし、青少年の非行問題なども考えられる関係から、十分なる対策が鎌倉市としても必要だというふうに考えます、と申しますのは、私、これ、テレビで見てまして、かなり讐備も手薄なんだと、あそこに小学生、中学生いるわけですが、近くにあるわけですが、どちらがどちらというふうに私も申しませんけども、出来心というようなこともないとも限りません。テレビでは、かなりそういう関係の問題が起こってるというようなことも報道されておりましたので、事前にですね、こんなところもきちっと今から考えていった方がいいだろうと、こんなふうにも思います。モこら辺をどのようにお考えなのか、お尋ねしたいと思います。
A 松本 巌 教育総務部長
これまでの協議を通じまして、青少年に悪影響のある内容の店舗については、出店をしないというようなことなどを含めまして一定の回答を得ております。それから、 青少年が多く集まるなど、非行行動に及ばないような、そういう事前事後の対策も必要になるわけでございますけれども、事業者の理解と協力も得ながら、関係機関と連携をして対応していきたいというふうに思っております。また、オープンした以降におきましても、街頭パトロールなどを定期的に実施するなど、非行防止については努めていきたいというふうに考えているところでございます。
Q 岡田かずのり
ぜひですね、問題が起こりますと、双方が気まずい思いいたしますので、事前に、パトロール等なさっていただけるということなんで、大変ありがたいなと思っております、これとい うふうに特定はなくてもいいですけど、道徳教育の中でもですね、そんなことも少し話していただければなと、こんなふうにも思っております。要望しておきます。ぜひ、この点も、起こったからということなくて、起こる前にということをよろしくお願いしたいと思います。
次にまいります。さらに、この近くには大船西商店会や戸部商工会などの商店会がございます。また、商店会に加入していない商店などもあり、この方たちの生活もございます。地元商店会と仲よくやっていくような援助を差し伸べるのも鎌倉市の役目ではないか、こんなふうにも考えます。大店立地法は商店会と関係ないんだよというようなことではなくて、もちろんその法の趣旨は十分私も認めておりますが、この点についてどのようにお考えなのか、お尋ねしたいと思います。
A 浦 靖幸 市民経済部長
昨日も御答弁させていただきましたが、旧大店法は、その目的が商業調整でございましたが、現行の大店立地法は、生活環境の確保が目的になっております。大店立地書法に基づく届け出は、まだコーナン商事より神奈川県に提出されていないと聞いておりますが、(仮称)ホームセンターコーナン鎌倉店の計画につきましては、平成15年ll月20日に住民説明会が実施されたと聞いております。現在、鎌倉市に対して、商店街連合会を初めまして、各商店会からこのことについての特に照会、意見、要望等は来てございませんが、地元商店街、商店といたしましても、大変関心のある計画と考えております。そこで、設置者に対しまして、地元商店街への説明会を持つようお願いしたところでございます。以上でございます。
Q 岡田かずのり
20年後になくなるというような、そういう契約なんですね。これも昨日言われましたけども、あそこには、本当に余り大きくないお店がたくさんございますのでね。ただ、商店会のためだけということではなくてですね、地域全体の問題として、ぜひ皆さんのお考え等々もね、御意見等々もお聞きいただければなと、こんなふうに思います。コーナンさんとも、地域とも上手にやっていかなきゃいけないんだよ、お互い、共存共栄というような立場で話し合って、きちっとやっていってもらえればなと、これも要望しておきます。
次の質問ですけども、大船駅の東に広がるまちづくりについてでございます。9月議会でも質問しましたが、芸術館通りの先に鎌倉芸術館と鎌倉女子大学がございます。そこで質問ですが、この芸術館通りには電柱の地中化が施されていますが、なぜ電柱の地中化が施されたのか、その理由と、まちづくりの総事業費についてお尋ねします。
A 力石信吾 都市整備部長
芸術館通りの電線類の地中化でございますけども、その目的量といいますか、ねらいは、都市景観の向上や都市災害の防止、交通空間の確保など、まちづくりの一環とし て実施した事業でございます。総事業費でございますけども、約3億円でございます。
Q 岡田かずのり
多分ですね、今言われた3億円というのは、ちょっと違うかなという感じが するんですが、総事業費ですから、東電等々いろいろ出したところもありますし、補助金等々もございます。あの通りが3億円でできたとはちょっと思いませんけど、それでよろしいんでしょうか。
A 力石信吾 都市整備部長
電線類の地中化に要した事業費ということで、それも市が負担した事業費ということで約3億円とお答えしましたけども、市の方が負担した部分というのは、管路整備 に要した経費でございまして、同じ電線類地中化の中でも、配線等がございますので、東京電力、それからNTT、こちらの方が合わせて約3億700万、事業費としてはかかっております。
Q 岡田かずのり
私とちょっと認識が違うんですが、私は全体の通り、電線だけではなくて、 あの全体の通りをああいうふうにきちっと整備していった総事業費がアバウトでどれぐらいかなというふうに、それはよろしいんですけど、私の方はつかんでます、大体っかんでますから、いいんですが、ちょっと確認したかったんですね。3億円というのは、ちょっと幾ら何でも安過ぎるなと、僕が調べたのは60数億かかかってるはずなんですけども、ちがいますでしょうかね。
A 力石信吾 都市整備部長
用地取得費などは大変に多額といいますか、かさんでおりますので、多分、今、議員さん言われた60数億というか、約70億ぐらいはかかってるんではないかというふうに思います。
Q 岡田かずのり
ありがとうございました。 私それを聞きたかったんですね、ありがとうございます。
次にまいりますけども、それでは、歩道もほかの通り、松竹通り、近くに都市軸としてございますけども、そこに比較しても広くなっております。どのような理由からそういうふうにしたのか、お尋ねしたいと思います。さらに、通りに落葉樹が植えてございます。腰をかけられるにようにも仕掛けになっております。そのようにしたわけを教えてください。
A 力石信吾 都市整備部長
芸術館通りにつきましては、都市計画道路大船停車場谷戸前線として事業認可を受けまして整備しております。その事業認可の中で、歩道の幅員につきましては、道路構造令に基づきまして、計画の交通量から算定しておりまして、この規定の中では3メートルというふうに なっております。そういう状況ではありますけども、潤いと安らぎのあるその歩行空間の形成を図るというようなことから、植樹、それからベンチなどの用地を含めまして、現状4メートルの幅員の歩道が整備されております。
Q 岡田かずのり
それでは、ここに点字ブロックがずっと敷いてございますけども、点字ブロ ックを敷いた理由を教えてください。
A 力石信吾 都市整備部長
点字ブロックにつきましては、今さら申し上げるあれもない とは思いますけども、視覚障害者の歩行の手助けということで、ブロックを直接足で踏むことや、白じょう、白いつえですね、これが触れることによりまして認識し、安全でかつ円滑に歩行ができることを目的としておりまして、バリアフリーの一環として整備しているものでございます。芸術館通りにつきましても、視覚障害者の移動の円滑化に配慮し、視覚障害者誘導用ブロック設置指針、これに沿って整備したものでございます。
Q 岡田かずのり
それでは、ここは、この芸術館通りというのは、放置自転車禁止区域だと思 いますが、なぜそうしたのか、わけを聞かせてください。
A 力石信吾 都市整備部長
芸術館通りを放置自転車禁止区域に指定した理由ということ でございますけども、歩行者等の通行の安全、快適な生活環境を確保するとともに、町の美観を維持するため、指定しているものでございます。
Q 岡田かずのり
それでは、鎌倉女子大学が芸術館の裏にできたわけですが、そのときに、今 は正門でき上がってますね。これが芸術館通りの先に女子大の正門が設置されております。なぜそのようにしたのか、理由があると思いますけども、お尋ねします。
A 金澤政弘 大船駅周辺整備事務所長
平成12年4月に鎌倉女子大学大船キャンパスを建 設するに当たりまして、鎌倉女子大学を中心としたまちづくり構想会議が設置されました。この構想会議の 中で、大学から鎌倉芸術館と大船中央病院の間に位置するキャンパス用地を正門とし、段葛をイメージした整備を図り、地域に開放をしていきたいという考えが表明され、そのうちでき上がったものでございます。
Q 岡田かずのり
さらにですね、交通バリアフリー法に基づく町のバリアフリー化について、 今現在なされていると思いますが、芸術館通りも含まれていると考えます。この構想との関係で、この通り をどのようにしているのかお尋ねいたします。
A 石井潔企画部長
本年10月に鎌倉市移動円滑化基本構想第1部編というものを作成 いたしました。これは鎌倉駅、大船駅、湘南町屋駅周辺地区を対象としたものでございますけども、この中で芸術館通りにつきましては、特定経路として位置づけをしております。この特定経路におきましては、道路管理者が道路特定事業計画を作成して、バリアフリー化事業を実施することとしております。この基本構想の中では、その道路管理者が行う道路特定事業としましては、商品や看板の歩道上へのはみ出し解消、放置自転車等防止のための指導強化を初めとしまして、視覚障害者誘導ブロックの設置・改善、それから歩道 の縦横断勾配の改善などをその主な内容としておりまして、これらを基本として今後計画策定に取り組んで量まいりたいというふうに考えております。
Q 岡田かずのり
いろんな項目ありがとうございました。確かに放置自転車等防止のための指導強化ということで、市道059-045号線というのは、これは大船停車場谷戸前線、通称芸術館通りですね、 これにも書いてあります。ありがとうございます。
それから、次にまいります。芸術館通りの放置自転車についてお伺いしますが、この通りに自転車監視員制度が取り入れられる前と取り入れられた後の、この通りに関する放置自転車の数について、どちらが傾向的に多くなっているのかお伺いします。
A 力石信吾 都市整備部長
自転車監視員制度につきましては、平成13年6月から監視員を配置しております。放置自転車数についてでございますけども、平成12年10月の調査と、それから昨年、 平成14年度調査、午後4時時点を比較いたしますと、平成12年10月には370台、それから昨年の時点では580台と、約6割増加しているという状況にございます。以前、岡田議員さんの御指摘ございましたけども、横 歩道上や点字ブロック上の放置は減少しておるところから、監視効果はあらわれているというふうに私どもは認識しております。
Q 岡田かずのり
それでは、次に放置自転車監視員さんの職務内容について教えてください。
A 力石信吾 都市整備部長
自転車監視員の職務内容ということでございますけども、公 共の場所における自転車等の放置防止に関する条例に基づきまして、自転車及び原動機付自転車に対し、指導、警告、誘導及び整理を行うと、このような職務となっております。
Q 岡田かずのり
それでは、自転車監視員さんの主たる業務を教えてください。
A 力石信吾 都市整備部長
自転車監視員の業務ということでございますけども、主たる 業務は自転車等の放置を防止するため、利用者を指導、誘導する。それから、市が指定する自転車等の重点整理区域におきまして自転車等の整理をする。さらには、放置された自転車等に警告札を添付、貼付といいますか、張りつけること。市が実施する啓発活動への参加などでございます。
Q 岡田かずのり
それでは、現実に監視員さんが行っている職務について、業務についてです ね、その規定どおりにやっているのか教えてください。
A 力石信吾 都市整備部長
監視員が職務規定どおり行動といいますか、任務を果たして いるかということでございますけども、監視体制によりまして歩行者空間の確保、それから放置自転車に関する苦情の減少、周辺商店の方からのお礼の電話なども受けておりますところから判断いたしましても、委託業務内容に基づき適正に業務が執行されているというふうに認識しております。
Q 岡田かずのり
それではですね、職務規定どおりやっていれば、放置自転車って、私は今言われた以外に減ると思うんですね。これは今までもるる、もう皆さんに、なぜ、こんな煩雑なことを私、や ってきたかといいますと、私が幾ら説明しても皆さん聞く耳持たなかったんですね。それで、だから皆さんの口から私は直接お聞きしたいということで、こういうようなやり方をやらせていただきました。大変失礼だと私は思っておりますが、やらせていただきました。それで、ここにも監視業務ございます。眼目は、もう言わなくても多分わかる。大きなまちづくりにおいても、小さなお仕事においても、ここの通りの放置自転車をなくしましょうというふうに私は全体として町の意向がそういうふうになってると、こんなふうに考えております。そういう意味から、私は規定どおりにやっていれば自転車が減ると、こんなふうに考えますが、どうお考えでしょうか。
A 力石信吾 都市整備部長
監視員が職務規定どおり行動、任務を果たせば、放置自転車が減ると思うという議員さんのお考えについてでございますけども、御指摘のとおり、一時的には減少すると私どもも思っておりますけども、一方では、監視員の目の届かないところに放置が拡散といいますか、広がっていく、そういうことも考えられるというふうに思ってます。
Q 岡田かずのり
9月議会でもですね、公有地を活用して放置自転車対策をすると、こんなふうな御答弁があったかと思います。この芸術館通りを利用して暫定駐輪場をつくるというような計画案があるのかどうか教えてください。
A 力石信吾 都市整備部長
先ほどもお答えいたしましたけども、放置自転車対策につき、ましては、抜本的な対策としては、駐輪場の整備であるというふうに認識しております。そこで、公有地を活用して整備していく方向で鋭意具体の検討を今しているところでございますけども、早期に大規模な駐輪場整備を図ることが難しいところから、芸術館通りにつきましても暫定、仮設的な利用を視野に入れ、検討しているところでございます。
Q 岡田かずのり
そうすると、今、暫定的なというようなことで、利用も視野に入れて検討しているという御答弁ですが、そうすると、今までいろいろとお答えいただいた回答というふうに、そのことと若干私は色合いが違うんではないかと、こんなふうにも思いますが、いかがお考えでしょうか。
A 力石信吾 都市整備部長
大変失礼かと思いますけども、どのように色合いが違うのかというのは、私、ちょっと存じないところでございますけども、公有地の活用などにより駐車場整備が図れるまでの間、暫定、仮設的対応を図ろうとしているものでこざいまして、このことにつきましては、私どもも決して好ましいとは考えておりませんけとも、緊急避難的に対応しようといいうことでございますのでぜひ御理解いただきたいと思います。
Q 岡田かずのり
色合いが違うという意味がよくわからないと言われたんで、私は、じゃあ、そうですかということなんですが、この町は今さっきも、今まで煩雑な質問をずっとやってきたんですけども、基本的には歩行者空間の確保、そして安らぎといいますか、一言でいえば、あそこの通りを通って気持ちがいいと、こういう空間をつくっていこうというのが、そのねらいがあったわけですね。今言われたのは、それはわかるよと、わかるけども、公有地を使って、とにかくきちっとなるまで暫定的にあそこを使いたいと、こういうふうに言われているわけですけど、そういう言い方は私はないんじゃないかというような感じがするんですが、じゃあ、暫定だから、何でもかんでもやっていいのかということありますね。私は、放置自転車、私、もう何年もやってますよ。
それで、私はこの放置自転車対策やって、ここでも私、動機を語ったことがあるんですね。これはですね、あるところの方から私のとこへ電話かかってきたんですね。これが要するに芸術館通りだったんです。それで、私は芸術館通りを見て、これでは大変だと。芸術館通りだけじゃなくて、ほかのところもある、全体や りましょうと。そのうちに、一つ一つやってもしようがない。引き上げて、今度は保管する場所もない、そんな話もありました。だから、私は総合的な自転車利用条例といいますか、計画といいますか、そんなものをつくったらどうですかと、こんなことも私は、石渡市長さんになる前から私やってきてるんですね。ずっとやってるわけですよ。それ、やってることは、皆さんはもう知ってられるわけですね。それで、若干今色合いが違う、わからないと私言われれば、私の方がびっくりしますよ。寝耳に水じゃないですよ。ずっとやってきてんですよ。
そういうことで、私はここは暫定的に利用するということは困ると思いますね。ほかのとこ、探してほしいと思います。どうですか、再考願います。
A 力石信吾 都市整備部長
ただいま仮設暫定というふうに申し上げましたけども、それでも御理解いただけないということでございますけども、今、放置自転車対策につきましては、撤去した自転車の保管場所についても満杯の状態でありまして、大変、そういう面では困窮している事業です。そういう中で、他都市の事例といいますか、いろんな条件があるから、そういうのからいくと、一概に他市でこういう利用してるから、芸術館通りにもということについては問題はあろうかと思いますけども、やはり他市についても、道路法で駐輪場が道路の附属物という位置づけがされている中で、当然のことだと思いますけども、道路そのものの機能をできるだけ損ねないようにして、その道路の一部を路上駐輪場として実施しているというのが全国的な、平成13年の調査なんですけども、全国796の市区町村のうち、約14%の市区町村、川市区町村は道路の一部を利用した路上駐輪を実施しているということで、現在も増加の傾向にあると。私どもも、そういう中でですね、先ほど議員さんから、一つずつチェックといいますか、されたように、多額のお金をかけて非常に環境のよい道路をつくって、名称にしても、芸術館通りというような名称までつけていただいてありますので、やはり公物といいますか、特に公園なんかで言われるんですけど、施設のよしあしは管理で決まるということも言われてますので、やはりそういう面では管理の大切さというのは認識しております。しかし、今の状況では、非常に難しいところがありますので、御理解いただきたいと思います。
Q 岡田かずのり
1点反論させていただきます。保管場所については、私ももう何年も前から言っています。今、泣き言言わないでください。そういうもんじゃないですね。もう何年も前から私言って ます、全体のことを。全体を考えてください。一つのことを言ってるわけじゃない。ただ、今回はこのことを言わせてもらってますけど、さきに提案しております、私もきちっと。それと、ここで暫定とか仮設とか言われるんですけど、これはどういうような、中身は何なんですか、暫定、仮設というのは。
A 力石信吾 都市整備部長
今の段階で具体的なお話をする状況にないんで、いつも御期待、御要望に沿うお答えが得られないということで、おしかりを受けるんですけども、今考えておりますのは、やはり無料、有料といいますか、そういうあれでですね。今、駐輪場ではないんですけども、ああいう状況で置いてることについて、公平性についても指摘を受けております。そういうことからして、やっぱり簡易なスタンド型といいますか、そういう施設を置いて有料で対応していきたいと。それで、今、500台ぐらいあると思うんですけど、できるだけ早く、500台の容量が、収容能力が備わったからというわけにはいかないかもしれませんけど、新設、増設が図れたときには撤去するというふうにしていきたいというふうに思っておりますけども、いずれにいたしましても、地域の住民の方々のコンセンサスも得なければなりませんので、そういうところとこれから協議をし、それ以外にも道路法等の管理上の規定等にクリアしなきゃいけないのもありますので、いろいろ検討したその結果、実現の可能性が確認できたときには、所管の委員会等で説明・報告させていただきたいというふうに思っています。
Q 岡田かずのり
話、ちょっと若干前後しますけども、先ほど監視員さんがおられる、雇われたときに、平成12年10月と平成14年、言われましたね、4時、6割アップしてると、この監視業務の中には いろいろございますけども、例えば、あちこち話がいって大変恐縮なんですが、あの芸術館通りというのは、若宮大路と同じように、大船の若宮大路にしようということでやられたわけですね。ここの大船駅周辺のまちづくりという皆さんが出されたパンフなんですけども、皆さんが出されたパンフですね。それで、ここにですね、シンボルゾーンの整備と書いてあるんですね。大船駅と鎌倉芸術館周辺とを結ぶ商業軸として魅力的な商業空間の創出や建物等が調和した良好な都市景観の形成を目指すと、こういうふうに書いてあるわけですね。これは今一つ読むと、こういうようなのはもう、挙げれば切りがない。結局全体がきれいにしていこうと、ずっとやってるんですよ。
それで、先ほどの話に戻りますけども、あそこは大船駅の西口の前では監視員さんは、確かに来られた方に注意されてやってますよね。あそこの通りはですね、来られた方に注意じゃなくて、自転車を整理してるんですよね。監視業務の中に整理があるからいいじゃないかという論理でしょうけど、それは主たる業務と言えませんよ。自転車等監視業務、自転車等の放置を防止するため、利用者を指導・誘導することと、こういうことをやってるんですか。やっててふえてるんですか、そうじゃないでしょう。整理をして、あいたところが、あいてるから、また突っ込んでるわけじゃないですか。 つまり行政がやっちゃいけないところをふやしてるんですよ、自転車を。違いますか。
A 力石信吾 都市整備部長
やっちゃいけないところに行政がふやしてるというふうに御指摘受けましたけども、確かに放置禁止区域になっておりますので、やっちゃいけないということには私ももちろん理解といいますか、してるところでございますけども、先ほど来から御説明してますように、その場所に置かないような、ここは置けないということはもちろん注意してやってるんですけども、置かれていったものを、議員さんからも再三指摘されてるように、点字ブロック上だとか、横断歩道だとかって、そういうあれがあったんでは、それこそ歩行環境を阻害するそういうあれがありますので、そういうものを配慮しながら監視の中で整理を加えてやってきてるということでございますから、決して行政がそういうものを促進さしてるとか、そういうことではございませんので、ぜひ御理解いただきたいと思います。
Q 岡田かずのり
1年に1回ぐらい、あそこを事前に説明して、全部自転車取るときあるんですよね、多分秋口だと思うんですけども、私も2回く'らい経験しましたけど.全部保管場所へ持っていくわ けです、今、部長さん言われた保管場所も手狭だと、こういうふうに言われたけど、私も感情的になって大変恐縮でしたけど、だけど私はね、前に本当に保管場所、そう言われたんですよ。そのことも含めてきちっとやってくださいと提案してるんですね。そうすると、本当に困っちゃうわけですね、また何年も数年も前に戻っちゃうわけですよ、質問が。僕らは積み上げてきてるわけですよ、質問を。そこのところを考えていただかないと、やっぱりおかしくなっちゃうわけですね。
ここで、もう部長さん、私、別にいじめるつもり全然ないんですけども、市長、どうですかね、こういう状況について、私は本当に一刻も早くやらないと、やっぱりおかしいと思いますよ、本当に。
A 石渡徳一 市長
大船駅の東口、そして芸術館通りの放置自転車の問題、これは大変に大きな問題だというふうに私自身も認識いたておりますし、現実的な対応があるものから、やはりやっていかなきゃいけない。そんな認識でおります。
Q 岡田かずのり
それは私もお聞きしました.公有地を使ってやっていきたいというようなことで皆さんやられている、お聞きしました。この先の方にもいろいろと、鎌倉女子大の前の方の問題も建設 常任委員会の方に今陳情も出てますけども、全体としてきれいな町をつくっていきましょうと、こういう町を本当に積み上げてきてるわけですよね。そこで、違いますよということでいろいろ今までやられてきたわけですが、どうも煮え切らないというか、だって、やる気になれば、大変恐縮ですけども、全部持っていきゃいいんですよ。いやいや、あそこはだめなとこですからね、全部持っていきゃいいんですよ。そういうことをやってる町もあるんですよ。それぐらい厳しくやっていかないと、きっちりできませんよ。ましてや、先に芸術館通りという名前つけてるんですよ。そこら辺をきちっとやってほしいと思う。私は、生活については仲通りが生活通りだ、これも行政は確認してますよ。私は、だから仲通りのことは何も言ってませんよ。都市軸についてどうなんだと、若宮大路、鎌倉の若宮大路としてきちっとしていこう。これは我々の合意だったわけじゃないですか。景観もきちっとしていこう。それがないがしろにされるの、私は耐えられませんよ。本当にきちっとしてもらいたいと思います、私は。もう一度、市長、申しわけないけど、そこのところ、決意をお願いしますよ。
A 石渡徳一 市長
特に大船駅の東口のまちづくりにおいて、放置自転車の問題、最重要課題というふうに改めて認識をいたしておりますし、できることから必ずやらせていただきます。
Q 岡田かずのり
私は市長は疑いたくないんだけど、できるとこからやらせていただきますって、それはもう確かにそうですね。できなかったら、じゃあ、どうするんだという話もあるわけですよ、片方に。少なくとも、あの通りはきちっとしてもらいたい。都市軸についてはきちっとしてほしいんですよ。そういう意味で、私は、市長どうですかというようなことも言ってるわけです。
私、いろいろと言いたくないんですけども、本当にいろんな計画があって、大船のまちづくりやってきてるわけですよ。一歩一歩積み上げてきてるんですよ白ここに絵も本当にあります。この計画して承認されたことは一個一個積み上げていかなきゃいけないんですよ、それを崩すようなことじゃだめなんですよ。私は、そう思いますよ。そら、商業者はいますよ、だけと市民もいるんですよ。税金の面考えてくださいよ、どこから一番もらってるんですか、市民からもらってるんですよ。市民の要望、きちっと受けとめなくちゃいけませんよ。格好いいまちづくりできるな、私は思ってますよ。それが崩されようとしてるから、私がここで怒っちゃってるわけですよ。違うんじゃないですか、もう少ししっかりしてくださいよ。本当に私は思ってるんですよ。だから、ここの通りだけは、私はこの放置自転車は置くようなことはやめてもらいたい。私個人は到底容認できません、はっきり言って。そんなことですけども、もう一度、市長、どうですか。
A 石渡徳一市長
できることからということで失礼があったかと思いますけども、都市軸として一歩一歩前進できるように私も推進をしてまいる覚悟でございます。
Q 岡田かずのり
私、今の市長の答弁を深く受けとめまして、これ以上突っ込もうとは思いませんけど、やっぱりきっちりやってもらいたいですね、やるべきところは。緩急があっていいんです。全部きっちりやれとは言ってません、緩急がある、人間、そうです。楽しいこともあり、怒ることもある、笑うこともある、泣くこともある。いろいろですよ、それはそれなんです。いつも怒りっ放しはもちろんだめですよ。だから私初めから怒ってませんよ。ここだといって怒ってるわけです。漫才になるといけませんのでやめますけど、本当、今の市長さん、そうやって言われたんで、私はきっちり受けとめさせていただきました。次にまいります。
大船駅の、ここはもう、先ほども申しましたけど、トリのトリというふうになっちゃったんで、最後締めていかなきゃいけないんですけども、その前に、今回ではございませんけど、今まで質問してきたもので気になる点が私はございます。いろいろ要望もしてきました。じゃあ、やりましょうというようなこともお聞きしました。積み残しの部分もございます。その点について数点、私お伺いさせていただきたいと、こんなふうに思います。
大船駅北口乗降口設置に関連して、買い物客や、これは北口のところですね、買い物客や大学生の誘導についてどのように考えているのか、計画はあると思いますが、その後の状況も含めて、今後どうしようとしているのか、簡単でいいですから、明瞭に答えていただければと思います。
A 金澤政弘 大船駅周辺整備事務所長
大船駅の北□乗降口の設置ということでございま すけれども、この場所につきましては、駅直近での動線の整備を取り組むとともにですね、都市軸であります芸術館通りや松竹通りとつなぐことによりまして、人々が回遊し、面的な広がりを持ったにぎわいのあるまちづくりを目指してまいりたいということでございまして、今年度も大東橋周辺ということで、以前にやったいろいろな調査ものをまとめまして、今後、地区の整備のあり方を策定しまして、具体化を図ってまいりたいというふうに考えております。
Q 岡田かずのり
ぜひですね、北口ができちゃってから残念だということじゃなくて、もちろん力を入れてやられていると思いますが、仲通りの方に誘導する、そして芸術館通り、そして松竹通り、大 学生もあそこいますんで、今現在は松竹通りを学生さんは通っておりますけども、ぽつぽつと何やら女性が入るような、また好きそうなと申しますか、そんなお店もぽっぼっとできっっありますんで、また少し違った雰囲気の町になるのかなというような気もしておりますんで、ぜひ力を入れていただきたいなと、こんなふうにお願いします。
次の点に行きます。その先の方なんですけども、砂押橋の交差点の改良計画というの、これあると思いますが、今現在までの進捗状況と今後の見通しについてお尋ねしたいと思います。
A 力石信吾 都市整備部長
砂押橋交差点改良事業でございますけども、平成7年度に着手し、今泉側は平成ll年度に完了しております。資生堂側の改良事業を進める中、事業用地として対象4宅地のうち3宅地を昨年度に取得しております。残る1宅地につきましても、今年度引き続き交渉を進めております。地権者からおおむね合意が得られておりますので、本年度中に用地取得が完了する見込みでございます。また、工事にっきましては、平成16年、来年度と再来年度、16、17年度の2カ年を予定しております。
Q 岡田かずのり
あそこの方もいろいろと不便なことを感じておられますので、ぜひよろしくお願いしたいと、こんなふうに思っております。
次にまいります。鎌倉女子大学を広域避難場所へと2月議会で提案しておりましたが、その後の進捗状況と今後の見通しについてお尋ねいたします。
A 石井 潔 企画部長
鎌倉女子大学大船キャンパスが広域避難場所として適地かどうか、指定基準に基づきまして面積等を調査いたしました結果、広域避難場所として有効であるという結論に達し ました。したがいまして、大学側にそうしたことから指定したいということをお話をして、現在、大学側で検討をしていただいております。ただ、大学側といたしましては、検討に少し時間をいただきたいというお返事をいただいております。今後、承諾がいただければ、防災会議におきまして、承認を得ました後、広域避難場所に指定をするつもりです。
Q 岡田かずのり
ぜひですね、まちづくりも女子大は欠かせませんので、共存共栄ということで、仲よくやっていただきたいなと、こんなふうに思います。そしてまた、御理解いただければ、市民の皆 さんもより一層喜ぶんではないか、そしてまた親近感を持っんではないか、今後のまちづくりにおいても、私はよい結果になるんではないかと、こんなふうにも思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
次にまいります。鎌倉女子大学の図書の貸し出しについて、10月1日から市民開放するとのことで現在実施されていますが、具体的運用については、どのようになっているのかお尋ねします。また、鎌倉市所蔵の図書については、インターネットや携帯電話からも予約ができるようなシステム構築が市民の利便性の増進からいっても必要だと思いますが、いかがでしょうか、2点についてお尋ねします。
A 原 節子 生涯学習部長
1点目の鎌倉女子大学の図書の貸し出しの具体的方法についてお答えさせていただきます。
鎌倉女子大学と本市図書館との相互協力につきましては、既に10月1日から実施をしているところで、その方法ですが、女子大学としての性格から、女子大学構内に直接入ることはできないとしているため、本の相互貸借については、巡回車を利用して行っております。利用できるのは、鎌倉市に在住、在勤、通学している方で、具体的利用方法は、利用者が大学のホームページで所蔵の確認をし、鎌倉市の地域館を含む図書館に、利用したい本の申し込みをしていただきます。利用できるのは1人3冊まで、貸出期間は3週間でございます。返却については、市内どこの図書館でも取り扱いをしております。
2点目の御質問ですが、平成16年3月に図書館システムが更新されることに伴いまして、市内のどの図書館からも蔵書の検索や予約をすることができるようになります。具体的には、3月中は回線テストなどの必要から、地域館を含めました図書館の端末についてのみ検索、予約が可能でございます。さらに、16年4月1日からは、自宅のパソコンや携帯電話から蔵書検索と予約が行えるようになる予定でございます。
Q 岡田かずのり
ありがとうございます。私も大学のホームページ見てみました。若干、言葉足らずなところもあるようでしたので、今回の質問に入れさせていただきました。というのは、具体的運用 ということで、今細かにお答えになっていただきまして、ありがとうございました。ただ、ネット上でち弓っと誤解を受けるようなところが双方にあるような感じなので、そこら辺も少し気をつけて見ていただければと、こんなふうに要望しておきます。
次にまいります。犯罪の発生率が大船地区は、前回も申しましたが、鎌倉市内でナンバーワン、この対策について、9月以降、進展があればお聞きしたいんですけども、三つの大船地区にはナンバーワンがあって、どれもちょっとつらいなというナンバーワンなんですね。ワーストワンということで、犯罪の発生率ワーストワンですね。それから交通事故がワーストワン、そして、この前、同僚の議員がタグがあるということで、落書きがナンバーワンと、三つのナンバーワンと、こういったところなんで、私は自転車のことだけじゃなくて、全体をきれいにしていきたいと、こんな気持ちから、あそこはどうしても1本筋を入れたいと、だらだらになっちゃいけないと、そんな気持ち、いろんな気持ちがあそこに含めて私は言っておりますので、誤解のなきよう、よろしくお願いしたいと思います。
最後の最後になりましたけど、この犯罪の対策について、9月以降、どのようになっているのか、よろしくお願いいたします。
A 浦 靖幸 市民経済部長
犯罪を抑制するためには、警察に任せるだけでなく、市や地域住民がそれぞれの立場で協力し合ってこそ犯罪の抑制ができると認識しております。今御指摘ございましたように、大船駅周辺では、バイクによるひったくりが増加していることから、ことしの10月12日から始まりました全国地域安全運動に合わせて大船警察署の呼びかけで、鎌倉市、地元自治会、PTAなど多くの方が参加いたしまして、被害場所検証パトロール等を実施し、防犯意識の高揚を呼びかけたところです。このように警察、関係団体、地域住民、鎌倉市が防犯に対する連携を高めまして、情報を共有した上で、それぞれの立場を担っていくことが重要だと考えております。以上でございます。
Q 岡田かずのり
ありがとうございました。これで質問を終わりますけども、ことしはまだクリスマスも残っておりますので、皆さん、よいクリスマスを送られるように、来年はまたよい年かと思います。以上で、どうもありがとうございました。